今日は、春分の日。
ですが、雪が降っております。
「こういう日は、おうちでのんびりが一番。」
と、ボケーっとしておりましたら、
突然、頭の中で、色んな人たちが会話を始めました。
溢れる溢れる、怖いくらいに。。。
・・・よし、わかった、やるよ。
この人たちの言葉を書き留めて、
お話を作ろうと思います。
違うお話も書いている最中なんだけどな。
このままでは、作品だけが増えてしまうなぁ。(笑)
『気まぐれ仔猫ちゃん』を観に来てくれたお客様からの質問で、
一番多かったもの。
「あれは実体験なのですか?」
(…あれって…どれの事なんだろう(笑)?)
聞かれるだろうな、とは思っていました。
なので、最初から答えを用意していました。
「違います。全て作り話しです。」と。
でもね、
私自身に起こった事だろうが、
他人に起こった事だろうが、
全くの空想だろうが、
「私自身から出た作品」だから、
私にとっては「全てが実体験」みたいなモノなのです。
「気まぐれ仔猫ちゃん」は、
私の仲間達(主にMちゃん)が、
私にくれた様々な言葉がベースになっています。
その、私の心に沁みた素敵な言葉の数々を、
「色んな人に伝えたい」と思ったんです。
すると…ある日突然、
私の頭の中で、
登場人物達が会話を始めたんです。
それを書き留めて
「原案稿」が出来上がりました。
今年の3月に、公演を打つ事が決まってからの数ヵ月間は、未知の世界でした。
スラスラと出来上がった「原案稿」は、ほんの20ページ程度。
このまま舞台に上げようだなんて、もってのほか!!
脚色しなければ!!
自分の中にある感情のカケラを拾い集めて、
色んな事を沢山沢山考えて、
「思い」を慎重に言葉に乗せて、
自分の中で一つに繋がる様に、
組み替えたり削除したりを繰り返して、
物語を作り上げる。
ガサツな私にとって貴重な経験でした(笑)。
丁寧に丁寧に過ごした数ヵ月だったなぁ☆
ガマンする事も覚えましたしね(笑)。
改めまして…劇団大女優さん、ありがとうございました☆
只今、新しいお話しを書いています。
次は、最初に宣言しようかしら。
「全て本牧まりんの実体験です」と。
( *´艸`)
でも、そんなお話し、誰も見たく無いよね?(笑)
あんなヘコタレ日記をアップしたくせに、
思いっきり吐き出したからか、
無駄にスッキリしております。
「気まぐれ仔猫ちゃん」には、
私がお世話になっている方々が
沢山沢山見に来て下さいました。
そして「続けなさい」「次は一緒に」と言って下さった。
よし。
やるぞ。
うん。
私もう二度と何かを諦める事はしない。
言い訳もしない。
…考えてみたら、私ってドMじゃん。
トゲトゲなんて全く怖くないじゃん。
むしろ大歓迎じゃん。(←おいっ!)
っていうか、そもそもだよ!
自分で書いたクセに忘れてたけどさ、
「気まぐれ仔猫ちゃん」は
『あなたの心に刺さったトゲを抜いてあげられるのは、あなた自身しかいない』
って事が言いたくて書いたんじゃん!
おい、まりん!
トゲは自分で抜け!
トゲトゲのヨロイ位、自分で脱げるだろうが(笑)!
私にとって、舞台ほど楽しいモノは他に無い。
私は舞台を作る為に生きている。
お客様も、スタッフ様も、キャスト様も、みんなが楽しいと思える舞台を作るんだ。
もうすでに私の中には「ワクワク」しかない。
それはみんながいてくれるから。
私に勇気と力をくれて、ありがとう。
さぁ、次は何をやってやろうか!
( *´艸`)
ぷーっ、くすくす♪
「怒り」のパワーは恐ろしい。自分を制御出来なくなる。
「怒り」を感じている自分に対しても「怒り」を感じ、更に「怒り」は増幅する。
「怒り」の正体って一体何なのだろう。
今回、劇団大女優さんの舞台の作・演出をやらせて頂いて、
スタッフ様、キャスト様、お客様から、それはそれは沢山の愛をもらいました。
本当に感謝しております。
が、作品を作り上げるうえで、稽古をしていく中、色々な事を諦めたりもしました。
・・・公演を終えた翌日、
「諦めた事は、作品を作るうえで、果たして正しい事だったのだろうか」
「諦めたのではなく、投げ出しただけだったのではないだろうか」
と、とても激しく「後悔」した時に、自分でも驚く程の強い「怒り」を感じたのです。
なんという未熟さ。
なんと愚かな事でしょう。
全ては自分が判断して、招いた事のハズなのに。
その「怒り」は、いまだに消えていません。
疲れました。
本当に本当に疲れました。
「後悔」なんかしたって、もう取り返しがつかないのにね。
きっと「もうこれ以上傷付きたくない」と思ったから、
激しい怒りで防御したのだと思います。
今の私は、まるでトゲトゲのヨロイを着ているみたいです。
そのトゲトゲは、結局自分にも刺さってしまって、
動く事すら怖くなってしまっています…。
私は一体、いつまでこのヨロイを着ているつもりなのでしょうか。
・・・早く脱ぎたいです。
初めて、役者さん全員が揃っての稽古でした。
本当にお忙しい方々ばかりで、
稽古に三人しか揃わないような日もあったりと、
内心ハラハラしておりましたが、
やっと、通し稽古をする事が出来ました。
実は、一度もやった事がないシーンもあったりして。。。
そんな状態なのに、バシッと演じて下さる皆様に、本当に驚きました。
素晴らしいメンバーが集まった舞台です。
身が引き締まると同時に、
こんな素晴らしい方々が、
私の作品に全力で向き合って下さっている事に、
涙が出そうになりました。
・・・あと、数日もしたら、また、いつもの日常に戻る。
いま、やるしかない。
私の精一杯で向き合って、作品を作り上げます!!
劇団大女優「気まぐれ仔猫ちゃん」見に来て下さい。
よろしくお願いします。
劇団大女優のお稽古、始まっています。
役者の皆さん方のお芝居があまりにも素晴らしくて、
演出そっちのけで見入ってしまいます。
台本の稚拙さと、演出の未熟さを、全力でカバーして下さるのです。
とてもあたたかくて素敵なメンバーに囲まれて、演出をさせて頂いてます。
皆さんの演技を見ていたら欲が出て来てしまい、
台本の大幅な手直しをしたくなってしまって、
思い切ってバッサリガッツリ大手術しました。
皆さんには大迷惑だという事は分かっているのですが、
どうしても我慢が出来ませんでした。
最後の最後まで、満足せずに、諦めずに、心を込めて良い作品を作ります。
ぜひ、見にいらして下さい。